【ニューヨークタイムズ 2006年12月7日】真珠湾攻撃65周年:生還した元米軍人が慰霊の行事
この日の慰霊に参加した元日本軍のパイロットたちはアリゾナメモリアルに献花し、事前通告無しの開戦を詫びた。
ちなみに開戦通告の遅れはワシントン現地の外交スタッフの無能怠慢の結果とされている。
前日の飲み会で出勤が遅れた。東京からの電報の暗号解読が間に合わなかった。清書のためのタイプが遅れた。等々。
作戦の総指揮官であった山本五十六は最後の瞬間まで事前通告が遅滞無く進行しているか否か危惧していたという。
戦争は国際的ゲームである。ゲームには規則がある。
規則遵守はまさに物理的な手続きそのものであり精神論とは無縁である。
日本軍の元パイロットたちは開戦通告は既に完了しているとの認識で攻撃に参加していたとニューヨークタイムズは報じている。
外交上の重大な瑕疵について現場の兵士が本来謝罪すべきものではないだろう。
大東亜戦争自体が世界認識の欠落した官僚達が主導した無謀な取り組みであった。
0 Comments:
コメントを投稿
<< Home